Firenze便り(シエナ)
Firenze便りの最後は シエナ

イタリアにはUNESCOに登録の世界遺産がたくさん(47コ)あります。
シエナもその一つで、フィレンツェからバスで1時間15分。

美しい古都シエナの街並み(絵の具の名前になっている「バーント・シエナ」=焼けたシエナ色はこの街の強い日差しに焼かれたようなしぶくくすんだ、茶褐色からきているそうです。)
フィレンツェとは学問、芸術において宿敵のライバルで、街が最も栄えた13~14世紀に多くの建築物が建てられ、今日のシエナの街の外観はほぼこの時代にできあがったのだそうです。

440 シエナの街

440 シエナの屋根

石造りの建物、穏やかなカーブを描きながら続く石畳の小路を少女が家路を急いでいるのでしょうか?   現代から遠い中世の街へタイムスリップしたような錯覚に陥ります・・・・
390 シエナの少女

ゴチック建築が美しいしっとりとした古都シエナ、坂の多いレンガ色をした街を中心に向かって歩いていくと、世界で一番美しい広場と呼ばれるカンポ広場が見えてきます。貝殻の形をした広場には、市庁舎とイタリア一高い鐘楼マンジャの塔があります。
迷路のような石畳の路地から見る マンジャの塔です。
390 カンポ広場

フィレンツェとシエナとの美に対する好みの違いは当時の実権者の違いによるもの・・・・・・構築性に向かうフィレンツェに対しよりシエナの美術は中性的、神秘的な表現で「気品と厳かさ」があります。

下は 迷い込んだ音楽学院のパティオ。 今、私のH・Pの待ち受けになっています。
390 シエナのパティオ



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2012/11/27 10:20 | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
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